私たちの原点
小豆島の風土(テロワール)を瓶に詰める
キラキラと輝く瀬戸内海と、愛らしいおにぎり山。
小豆島の豊かな自然に抱かれ、私たちの挑戦は始まりました。
私たちが大切にしているのは、この島特有の「テロワール(風土)」です。瀬戸内の穏やかな潮風、水はけの良い花崗岩質の土壌、そして一年中降り注ぐ陽光。栽培においては低農薬を心がけ、除草剤は使用していません。
これらが自然に混ざり合うことで、小豆島のオリーブにしか宿らない、繊細で奥深い香りが育まれます。私たちは、この土地の記憶をそのまま瓶に閉じ込めることを目指しています。
私たちの信念
香りは、採油所で「誕生」する
お届けしたいのは、素材そのものが持つ力です。
実は、オリーブのあの鮮烈な香りは、果実の中にそのまま眠っているわけではありません。
私たちが採油所で果実を粉砕し、細胞が壊れるその一瞬。酵素が酸素と出会い、複雑な化学反応(リポキシゲナーゼ経路)を起こすことで、初めてあの豊かな香りは「誕生」するのです。
感覚だけに頼るのではなく、大学で培った科学的な知見を活かし、粉砕の瞬間に生まれる「香りの芽」を、いかに損なわず、最大限に引き出すか。AMYFARMのオイルが放つ圧倒的なアロマは、この「香りの誕生の瞬間」を研ぎ澄ませた結果なのです。
個性の探求
単品種の魅力
オリーブの果実は、品種ごとに驚くほど豊かな表情を持っています。 あるものは早摘みの若草のように瑞々しく、あるものは熟したモモやアーモンドのように芳醇に。私たちは、まずその「単品種としての完成度」を極限まで高めることに心血を注いでいます。
響き合うテロワールの物語
ブレンドの美学
最高の素材が揃ったとき、物語は次の舞台へと進みます。それが、AMYFARMが最も情熱を傾ける「ブレンド」の工程です。
突出した個性を、ただ混ぜ合わせるのではなく、互いの良さを引き立て合うように編み上げていく。「単品種としての力強さ」があるからこそ、ブレンドした際に生まれる香りの奥行きと、凛としたあとくちの余韻がより深く、鮮やかになります。 それは、小豆島という多様なテロワールを、一つの調和へと導く「建築」のような作業。私たちは、単品種の純粋さとブレンドの複雑さ、その両方が共存する最高の一滴を追求しています。
確かな品質
最高の瞬間を、一秒でも早く(ハイブリット収穫)
オリーブの香りは、一瞬の輝きのようなもの。果実が最も良い状態のときに、一刻も早く採油所へ届けることが、美味しさへの一番の近道だと私たちは考えています。
AMYFARMでは、一粒ずつ状態を見極める「手仕事」の精神を大切にしながら、鮮度を損なわない現代的な収穫手法(振動機)を、天候や果実の状態に合わせて最適に組み合わせています。
収穫後の化学検査や官能評価において、このハイブリッドな手法が手摘みと遜色ない品質を保てることは科学的にも実証されています。私たちは「収穫後24時間以内の採油」と「低温管理」を徹底し、鮮度という品質を守り続けています。
食卓に、ささやかな驚きを
皆様、初めまして。
AMYFARMの村田絵美と申します。
学生時代に、オリーブオイルの香りに興味を持ったことを機に、
フレーバーが織りなす「美味しさの不思議」をもっと深く探求したいと考えるようになりました。
「心が躍るような、素材が主役の商品をお届けしたい」。
そんな願いから、大学卒業後すぐに、栽培から採油までを一貫して手がける道を選びました。
大学で学んだ知識を礎に、理想とする「香り」と「あとくち」を形にできるよう、一歩ずつ、誠実に力を尽くしてまいります。